事業内容

地盤調査
(スクリューウエイト貫入試験)

AIの利用を進めています

当社では、地形図や地形分類図、航空写真等の資料を確認し、現地や隣地から地層を推定してSWS調査を行うことを大切にしています。
また、地名等をもとに昔の人々が教えてくれる危険な場所を確認すること。調査ポイントの点を結び面で観て、地層の状況を推定すること。多種多様な調査機械の特徴を知り、調査状況により微少な地層の変化を感じ取ることなども欠かせません。
不同沈下を未然に防げるよう、自分の家を建てるつもりで誠実かつ丁寧に地盤調査を行います。

高性能調査機

25cm間でも、サンドイッチ状に軟弱層があることがあり,不同沈下の原因になります。
当社は、自動調査機により確認します。

柱状改良
(深層混合処理工法)

支持力の増加及び沈下量の低減を目的として、円形断面を有する柱状改良体を基礎スラブまたは基礎フーチング直下に杭のように配置。
機械攪拌し、スラリー状の固化材を用いた工法が多用されています。攪拌装置や攪拌方法の違いによって多くの工法があります。

今、一番多く用いられている工法ですが、現場(土)や施工状況等による品質不安も懸念として残っています。
当社は、品質確保に最善を尽くして、不同沈下を防止します。

施工自動化により、均一施工します!

  1. 掘進速度・回転方向などの自動化
  2. 攪拌回転数・注入量の1.0m毎の管理
  3. ロッドつかみかえ自動化

  • 施工直後に固化確認
  • 改良土採取後の早期により圧縮試験行いを強度確認
  • 強度管理にて将来撤去不要を検討

環境に優しい

ごみを出さない本物の技術の一つです。

確実な養生により丁寧に強度確認

キャップを取り付け乾燥を防ぎます
保湿効果の高い専用箱に養生強度試験直前まで保護します

ウッドパイルECO
(木材を用いた杭状地盤補強工法)

できることから地球温暖化問題に取り組みます!

木杭には、山の間伐材を利用することが可能です。地球の資源となる森林を伐採する必要がないため、残った木と下草の生長によって山は生き返り、保水力の増強とともに、CO2の吸収が復活します。
さらに国内産であれば、林業の復興による地方の活性化や運搬距離・施工期間の短縮化が可能です。これにより、CO2の削減にもつながります。
木杭は約400年前の城跡のほか、はるか昔、縄文・弥生時代の遺跡からも発掘されています。
いずれも水位以深に埋設されている木は腐ることなく健全です。

すばらしい国内杉材を利用します!

昔から日本の建築物にはマツが木杭として多く使用されています。その一番の理由は、国内に広く自生し、入手しやすかったということがあげられます。大正5年の木材の伐採面積と当時の木材単価の比較をしてみると、マツ材の伐採量は433千石(約121千立方)で価格が45銭/石であったのに対し、スギ材の伐採量は168千石(約47千立方)で価格は2円88銭/石でした。スギはマツの6倍もの価格であり、高級すぎて土木事業には利用できなかったと考えられます。
建築物の構造材、特にまっすぐなものが要求される場合はスギやヒノキが多く使用され、これに比べて直線性に劣るマツは需要が少なかったため、土木事業に利用されました。
昨今、国内の城跡から発掘される木杭はマツに限りません。
たとえば、長野県諏訪市にある高島城ではシラカバが使われていますが、築城400年を経ても、しっかりと大きな石垣を支えています。
現在、マツ材にこだわるがゆえに、遠くロシアから輸入したり、 北海道から運搬したものを使用したりしているところもありますが、地元九州の山には見事なスギが育っています。
「九州の地で育ったスギを九州で活かす」。これは自然の理であり、技法のひとつでもあります。また、建築時に地元産のスギ材を使うことで、運搬にかかるエネルギーも当然少なくなり、自動的に“CO2の削減”に繋がると考えています。

木材による地中カーボンストック

飛島建設(株)沼田淳紀氏により、「福井市足羽川木田橋橋脚基礎に使われた杉杭は78年間健全であり、地下水位変動以深に埋設された木材も 、樹種に関係なく100%が健全。 資材として十分な期間健全性を保つ」と発表されています。

概要

地球温暖化防止策のひとつとして、木材を地中打設する軟弱地盤対策を提案します。これは、樹木が大気中の二酸化炭素を吸収・固定することに着目し、木材を地中に打設することで、二酸化炭素を地中貯蔵し、温室効果ガス削減に貢献するというものです。
地球温暖化は、今世紀前半の大きな課題であり、あらゆる分野でこれに対する解決策を検討する必要があると考えています。
温室効果ガス削減技術として、一般には排出源から温室効果ガスを回収・隔離し、変換・有効利用する方法が検討されています。樹木は、これとは異なります。樹木は大気中の二酸化炭素を吸収・固定するので、成長した樹木を伐採して燃やしても、大気中の二酸化炭素は増加しません。放出した二酸化炭素はもともと大気中から吸収・固定したものだからです。これをカーボンニュートラルといいます。
さらに伐採した木材を長期間保存すれば、炭素貯蔵(カーボンストック)となり、大気中の二酸化炭素削減に寄与することとなります。
このように植林と伐採・保存を繰り返すことで、木材利用の拡大と二酸化炭素の大量貯蔵を行うことができます。(図-1)

木材の優れた特長

  • 木の細いほう(末口)を下にして圧入することにより、木杭全長にわたり地盤の締め固め効果が得られます。(テーパー効果といいます)
  • 木杭が周面の土の水を吸うため、木杭周面の地盤の含水比が低下し、木杭支持力(主に摩擦力)が 増強します。

(株)軟弱地盤研究所 三浦哲彦氏論文

地球に優しい本物の技術

地球温暖化対策

  • 九州に多い杉丸太を利用することで、輸送距離を短縮
  • 間伐材の利用により、焼却時に排出するCO2を低減
  • 加工工程の短縮
  • 再利用可能
  • 短工期、少人数での施工によるCO2の低減

社会・経済性

  • 森林業の活性化
  • 雇用促進

確実な施工

  • 地盤調査の結果に基づいた、設計・施工
  • 地下水の状態により、加圧注入防腐処理木材を施すことで長期にわたり利用可能
  • 各現場において載荷試験を施工直後に実施

  • 支持力をかけて沈下が4m/m以内としています

独自の技術

  • 防腐処理木材を生木に継ぎ足し利用する技術
  • 木材を継ぎ地盤に圧入する技術

地盤保証

  • 第三者機関により10年間保証

鋼管杭

支持力は基礎フーチングで確保し、沈下量の低減を目的として鋼管杭を回転圧入、または圧入により設置する工法です。
リーダーがない施工機械を使用できるので、上空制限部での施工が可能です。

各現場において載荷試験を施工直後に実施

  • 将来の撤去を用意に!

災害時の備え

モードセル工法

(株)WASC基礎地盤研究所が、開発した修復工法です。
予測できず、防止することが不可能と考えたときに、あらかじめ修復を容易に行うことが出来るようにし、生涯コストを低減する目的です。

高基礎工法

地面からの床の高さを上げ水の侵入を防ぎ、換気高上、メンテナンス容易にすることを目的です。

人財募集(採用情報)
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